メタボを招く内臓脂肪について
「脂肪」が付く言葉で良く耳にするのは「体脂肪」「皮下脂肪」「脂肪肝」「内臓脂肪」などですね。
特に内臓脂肪は、最近になってメタボが注目されてから、多く聞くようになった言葉です。
先にも書いたように、脂肪は決してすべてが悪いわけではないのです。
脂肪は何よりエネルギー源になりますし、女性が男性と比べて脂肪が多いのは、身体を冷やさない為でもあります。
最近の若い女性は脂肪がついていることに過敏になり、ダイエットのし過ぎで逆に健康を害してしまう場合もあります。
人間の身体に脂肪は必要です。
ある程度は必要です。
多くても少な過ぎてもいけません。
この「ある程度」を示すのが「体脂肪率」なのですが、一般的に肥満と言われるのは、体脂肪が体重の30%以上を占める状態で、体重が標準体重よりも30%以上多い場合を「肥満体型」と呼びます。
体脂肪率は、体重の中の脂肪の割合を測る言葉で、一般に男性は25%、女性は30%を超えると肥満とされています。
バリバリのメタボ体型に見えるお相撲さんでも、体脂肪率は20%前後と言われています。
決して肥満しているのではなくて、脂肪の下にはちゃんと、発達した筋肉と丈夫な骨があるのです。
お相撲さんが現役を引退してダイエットをするのは、運動をしなくなると筋肉が落ち、落ちた筋肉が脂肪になるからです。
肥満体型にならないために、ダイエットをしているんですね。
さて、この脂肪ですが、主に内臓脂肪と皮下脂肪に分類されます。
皮下脂肪は皮下組織中に蓄積された脂肪細胞のことで、内臓脂肪は、内臓の周囲に蓄積される脂肪です。
内臓脂肪は普通、年齢が上がると蓄積しやすく、女性よりも男性の方が蓄積しやすいと言われています。
この内臓脂肪がメタボリックシンドロームに影響しているわけですが、内臓脂肪が過剰になると、代謝異常を起こしやすくなるため、メタボリックシンドロームや生活習慣病の主な原因と言われているのです。